dekoboko日記

発達凹凸っ子・母子分離不安・付き添い登校な日々

【発達障害に気づくまで②】市の親子教室へ(2歳~3歳)

2歳になる頃、息子の言葉は少しずつ増えていました。

 


それでも2語文はでないし、自分の名前も言えないくらい。
しかし家族での意思疎通はできており、お出かけも楽しくできていた日々。
発達障害」という言葉を調べることもなく、単純に言葉が遅いことを相談しに市役所の窓口へと行きました。

発達が気になる子のための親子教室
窓口で簡単に今までの成長で気になることを相談したところ、市で週に一度開催している親子教室を紹介してもらいました。
同世代の子と触れ合える機会もほしかったので、すぐに参加させてもらうことに。
教室では言葉が遅い子、多動気味の子、母親から全く離れたくない子、身体を動かすのが少し苦手な子、と様々な子がいました。
しかしみんなおやつの時間にはしっかりお母さんの横に座り、傍から見ると困り感など全くないように見えました。
息子も身体を動かすことがもともと好きなので毎週楽しく参加することができ、私も他のお母さん達とお話することでストレス解消できていたように思います。


この親子教室には3歳前まで通うことになるのですが、この1年の間に大きな癇癪・夜驚症・チック症と悩みが次々と増え、そしてはじめての発達外来受診をすることになります。

振り返って思うこと
この親子教室には本当に通ってよかったと思っています。
息子の特性に気づくことができ、さらに療育へとつながるきっかけにもなりました。
すんなりと発達外来の受診へと行けたわけではないのですが(気持ち的に)、同じような立場のお母さん達とつながれたのは療育に通う後押しにもなってくれました。
このとき仲良くなった人とは今でも頻繁に情報を交換したり、愚痴を言いあったりしています。


同じ発達障害を持つ親でも悩みは人それぞれです。

当時の私には困り感がないように見えていた親子にも、のちのち大変な悩みや困りごとがあることを知ることにもなりました。
時には知らず知らずのうちに自分の発言で嫌な思いをさせてしまうことがあるかもしれません。
この教室を通じて同じ立場でも配慮すべきこと、付き合いの線引きなども学べたと感じています。