dekoboko日記

発達凹凸っ子・母子分離不安・付き添い登校な日々

【発達障害に気づくまで①】言葉がでない息子(0歳~1歳半)

息子は1歳を過ぎてもなかなか言葉がでませんでした。

 


1歳半検診の時点ででていた単語は「ぱぱ」と「あっぱ(アンパンマン)」のみ。
検診ではもう少し様子を見ましょうと言われ、2歳前に私が市役所に相談をして療育につながっていきました。
発達遅めかなぁ…から障害に気づくまで、少しずつ記録していきます。

言葉以外は順調に成長していた
発達障害、とくに自閉症の特徴としてよく挙げられるのが「抱っこを嫌がる・目が合わない・指差しをしない・言葉が遅い」などなど。
息子は「言葉が遅い」以外の特徴は見当たらず、抱っこも大好きで人の顔を見てはにこにこと笑う子でした。
はいはいも歩き出すのもの平均通り、この頃は発達障害について疑うこともなかったです。

言葉に関してもよく言われる「男の子は遅めだから大丈夫」を信じてとくに心配もせず。
夜泣きは多かったものの息子が可愛くて育児も楽しい時期でした。

1歳半検診の様子
同月齢のお友達と比較しても、特に息子に違和感を感じることはなかった1歳代。
しかし1歳半検診での行動はかなり気になるところが多かったように思います。

検診までの間は絵本やおもちゃで自由に遊ぶ時間だったのですが、息子はひたすら非常口扉のドアノブをガチャガチャと回し続けていました。
おもちゃを見せても集中することなく、他の子はお母さんから離れないのに自由に動き回る息子。

検査では積み木の組み立てはできたものの、犬や自動車の絵を見ての指差しは全くしませんでした。
保健師さんに相談したのですが、家では興味あるものに指をさし、こちらの目線を伺うような仕草がよくあったので特に心配はしなくてもよいとのこと。

2歳頃にまだ発語が少ないようだったらまた相談してくださいと言われ、検診は終わりました。

振り返って思うこと
最近受けた発達検査でもそうでしたが、息子は積み木の組み立てなど視覚優位が顕著です。
そして耳からの情報が弱く、表面的には会話はできていてもこちらが思うほど理解はできていない様子。


ドアノブがちゃがちゃは楽しくてやっていただけではなく、知らない場所にきた不安から繰り返しの行動をすることで安心感を得ていたのかもしれません。
その後室外機の回転や排水溝の水の流れなど、変化がなくずっと同じ様子のものを見ることが大好きな少年になりました。

こちらが「なぜ?」と思うような行動にも本人達には必ず理由があるんですよね。
(本人がその理由を説明するのは難しいかもですが)

行動だけを見て「理解できない…」とイライラしてしまうことばかりですが、行動の根っこには息子なりの理由があるのだと頭の片隅におくようにしていきたいです。