dekoboko日記

発達凹凸っ子・母子分離不安・付き添い登校な日々

【発達障害】付添い登校・1年生振り返り|1学期

もうすぐ新学年のはじまりですね。

新しい先生や新しい教室、くつ箱の場所など……

変化が苦手な発達凹凸っ子達は荒れる時期だと予想されます。

 

我が家の息子も春休み中から不安で荒れ荒れ。

母子分離不安もかなり強くなり、私はトイレにすら行けず膀胱炎になりそうな日々を送っています。

不安な気持ちは受け止めてあげたいけれどこちらもなかなか苦しい状況です。

 

学校が始まっても結局24時間一緒なのが付添い登校。

4月は親としても新しい先生との関わり方を模索ながらの大切で大変な1か月になりそうです。

 

今回は入学してから1年生が終わるまでの間、息子がどのように過ごして私自身がどのような対応をとってきたかを記録していきたいと思います。

 

4月

息子の様子

この時期は教室に1人ではいり授業を受けようと頑張っていました。

私は廊下で見学。春なのにすごく寒かったことを覚えています。

周囲のざわざわ感から先生の話を聞けない(先生1人の言葉をくみ取れない)・急に近づいてくる同級生に困惑・完璧じゃないと苦しくなり、先生からの間違いの指摘に大泣き。

落ち着いて授業を受けられたことなど一度もありませんでした。

私から学校への対応・気持ち

もうすでにこの頃から別室登校のほうがいいなと考えていました。

息子は席に座って泣く・怒る・わめくしかしていなかったのです。

しかし「一度別室に行くともう教室には戻れない」と先生は考えていらしたようで、お願いをしてもなかなか別室への話はすすみませんでした。

もちろん上記の困りごとに対してどう対応してもらいたいかも都度先生には相談していましたが、人員不足のせいか細かく対応をすることは難しかったようです。

入学時に渡したサポートブック(子どもの特性や困りごとをまとめたもの)の内容もあまり先生の対応へ通じることはなかったように感じており、何をどうお願いしていいのかを悩んでいた時期でした。

 

▼入学式についてはこちらの記事にまとめています。

 

5月

息子の様子

この時期にはもう教室には入れなくなっていました。

廊下の椅子に座る私の足元に座り込み、1日ぼーっとして過ごす息子。

運動会もあったのですがもちろん練習にすら参加できず。(運動会についてはまた別記事にまとめます)

休み時間や掃除の時間のざわざわの度にパニックになりその内廊下にも居ることができなくなりました。

私から学校への対応・気持ち

5月の最後のほうは学校の玄関前に2人で座って過ごすばかりでした。

ドリルをやったり教科書を読んだりもしましたが、学校に来ている意味がもうわからなくなってしまっていました。

相変わらず別室への話がすすまない先生とのやり取り。

そんなとき教頭先生と話す機会があり、すんなりと別室に行けることになったのです。

現場で実際に動いている先生だと「別室に行くと教室に戻るのが大変になってしまう」と考えられるのは当然だと思います。

学校全体を見ていらっしゃる教頭先生だと「まずは学校に来るだけで大切」となるのでしょう。

どちらも子どものことを考えて下さっているのはとても有難いのですが、先生によって考えや対応が違うことに戸惑いを感じ始めた時期でした。

その後お世話になり始める心理士さんに学校の先生との関わり方について色々教えてもらえたのでまたそれは別のときにまとめたいと思います。

 

6月

息子の様子

別室登校がはじまったのですが、新しい場所が苦手な息子。

2週間程は別室と玄関前とを行ったり来たりしていました。

このときは玄関前の少し座れる場所が息子のクールダウン場所になっていたようです。

私から学校への対応・気持ち

この時期から勉強どうこうは考えずに、この1年で学校という場所に慣れることを目標にして過ごそうと気持ちが固まってきました。

毎日学校で癇癪やパニックを起こす息子への対応で体力も気力も疲弊しきっていましたが、クールダウンを自らしにいったり、新しい別室に慣れようと頑張る息子に少しずつ成長も見られた1か月でした。

 

7月

息子の様子

学校へ行きたくないという言葉が朝からでるようになってきました。

別室にいても勉強に取り組むこともできず、体育に参加することもできず、ただただ不安に過ごす毎日が苦しくなっているように感じました。

登校できても給食も食べずに数時間で帰る日々が続き、そのまま夏休みとなりました。

私から学校への対応・気持ち

あまりにもプリントやドリルに取り組むことを拒否するので、学校内で息子を叱ってしまうことが増えていました。

息子なりの理由があったのでしょうが、何もできない現状にイライラと不安が重なり冷静な対応が出来なくなっていました。

その後夏休み中に住んでいる市の福祉の相談施設に相談をしにいくことになり、客観的に自分の悩みや息子の悩みなどと向き合うことが出来るようになっていきます。

 

 

振り返ると居場所や取り組めることがなく、1学期が一番苦しかった時期かもしれません。

先生達も新入生への対応や運動会などばたばたされており、相談時間をとってもらうことにも遠慮してしまっていました。

またそれぞれの月ごとに詳細な記事を書いていこうと思っています。

 

読んで下さりありがとうございました。

 

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