dekoboko日記

発達凹凸っ子・母子分離不安・付き添い登校な日々

【登園拒否④】久しぶりの公園と私を苦しめた言葉

ドクターからのアドバイス通り、本人の気持ちを尊重した生活を送って1ヶ月ほど。

 

まだまだ母子分離不安は強かったものの、少しの間であれば私もシャワーに入れるようになっていました。
ドライヤーのときは膝の上に座るなど密着生活は続いていましたが…。
そろそろ少し前進したいなと思い、大好きだった遠の公園に誘ってみました。

久しぶりの公園と思い出に涙
こちらの予想とは違い、のりのりで「公園に行く!」との返事。
気が変わらないうちにさっと準備をして久しぶりに車に乗ることができました。
きっと本人も家に閉じこもっていることに飽きてきていたのでしょう。とても楽しそうにアスレチックを駆け回り、私への執着を見せることなく遊び回っていました。
小さい頃から家族で遊びに来ていた公園。あの頃と現状を比べてしまい、どうしてこうなったのかと遊びながらも涙ぐんでしまいました。

気持ちを受け止めてあげて
この時期たくさんの人にこの言葉を言われました。
幼稚園の先生、市役所の保健師さん、療育先の先生とみんな口を揃えてこのセリフ。
「具体的に受け止めるとはどういうこと?今まで私は息子の気持ちを受け止めてなかったと言いたいの?これ以上どうしたらいいの?」
気力も体力も落ちていた私はその言葉を自分が責められているように受け取ってしまい、育児を最初からやり直したいとまで思うようになってしまっていました。

振り返って思うこと
「育児を最初からやり直したい」不登校の子をもつお母さんの中には、同じように考えたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
この言葉こそ今の子どもを否定してしまっているとわかっているのですが、当時の私は毎日のように赤ちゃんの頃からやり直す想像ばかりしていました。
現実が受け入れられなかったんですよね。そんな中でかけられる「受け入れてあげて」の言葉
きっと「幼稚園に行けなくなったことを責めることなく、そのままで大丈夫だよと接してあげて」ということだったんでしょう。
でも実際幼稚園に行けないのは困りごとだし、どう解決したらよいのか具体的にわからないし、何より普通の生活すらまともに送れない日々。そんな簡単にできることではありませんでした。
不登校発達障害の子を育てていると様々な場面でかけられるであろう「受け止めてあげて」。
これはその時その時で母親なりに現状と子どもを受け入れる方法を模索していくしかないように感じています。