dekoboko日記

発達凹凸っ子・母子分離不安・付き添い登校な日々

【発達障害に気づくまで⑤】療育とは(2歳〜2歳半)

親子教室2期の始まり。

 


メンバーは1期で通うのをやめた親子もいれば、新しく通い始めた人達もいました。
前回の面談後から私は発達障害」という単語をネットでひたすら検索する日々をおくっており、その中で「療育」という言葉を知ることになります。

「療育」とは
今では当たり前のように我が家の会話にでてくる「療育」という言葉。
発達障害と関わりのない人はその言葉すら知らない人も多いでしょう。
簡単にいうと発達に凹凸のある子が実生活の中で特性に苦しむことなく生活できるように訓練・練習するところのようです。
療育にも色々種類がありますが、息子は親子での集団療育・子ども単独での集団療育・作業療法・言語療法と3歳以降通っていました。療育内容についてはまた別記事にそれぞれまとめていきたいです。

2回目の面談
親子教室の2期も終わりが近づいてきたときに2回目の面談がありました。
その頃には「息子は発達障害なのかもしれない」という考えがとても大きなものに。
面談でもそのことを相談し、このまま療育につなげていきたいことをお話しました。
保健師さんも療育をすすめようと考えていたようで「お母さんちゃんとお子さんのことを考えられていますね」と。
でも心の中では「なぜうちの子が…」という悲しみが大きく、子どものことを考えてというより自分が誰かに助けを求めたくて前にすすもうとしていたように思います。
このときにいくつか民間の療育施設を教えてもらい、自分でいくつかピックアップして見学・相談に行くことを決めました。

療育に通うかどうか
療育に通うかどうか迷われる親御さんはとても多いと思います。
間違った考えかもしれませんが「療育に通う=発達障害であることを認める」というような図式が当時の私にはあったような気がしています。
ネットの相談掲示場などで「療育は通って損することはない。通ってみて発達障害じゃなかったらそれはそれでいいじゃないか」とよく見ます。
それでも小さい我が子のことを考えければ考えるほど簡単に決断できることではないですよね。
私は私自身がどこかに頼りたくて療育を探し始めましたが、療育に通うことが正解の道だとは思っていません。
もちろん同じ状況のお友達ができたり、息子自身も成長できたことがたくさんあります。
それでも通わなかったからといってどうだったのかは現在と比較しようがないですから。

しかし先程書いたように「通って損はない」とも確かに思います。
療育の内容としては発達障害関係なく子どもの成長にはとても良いものだと思います。
現在小学生になってからひしひしと感じていますが、「療育は入学するまでが大切」というのは確実なことのようでした。(我が家の息子にとって)
気質の土台というか、本能的・感覚的な部分って6歳頃までにできあがってしまうのでしょう。
療育を通してその感覚的な部分に良い影響を与えようと考えると、幼稚園時代に療育内容に触れておくのは正解だったと思います。
お母さんが療育に通うことを決意してもご家族が反対されるという話もよく聞きますし、ここの段階で悩まれている人も多いでしょう。
今後まとめていく療育の内容が、少しでもどなたかのお役に立てればいいなと思います。